
2026年4月から、自転車にも交通反則通告制度、いわゆる「青切符」が導入されました。
普段から通勤や通学、買い物などで自転車を使っている人の中には、
「雨の日に傘を差して乗るのはダメ?」
「イヤホンをしながら自転車に乗っても大丈夫?」
「スマホホルダーに固定していれば問題ない?」
など、気になっている人もいるのではないでしょうか。
自転車は身近な乗り物だからこそ、これまで何気なくしていた乗り方を一度確認しておきたいところです。
特に雨の日の傘差しやイヤホン、スマートフォンの使用は、安全運転にも関係します。
そこでこの記事では、自転車に乗るときの安全や快適さを考えるうえで役立つ便利グッズを4つ紹介します。
今回取り上げるのは、次の商品です。
・W by Wpc. レインバイシクルスリーブポンチョ
・W by Wpc. チャリーポンポン レインコート
・NAGAOKA オープンイヤー型ワイヤレスイヤホン NOW10
・アークス バイク&自転車スマホホルダー GN-12
「青切符にならないためのグッズ」という意味ではありませんが、交通ルールを守りながら自転車に乗るために、どのような商品が役立つのか見ていきましょう。
2026年4月から自転車にも青切符が導入
2026年4月1日から、自転車の交通違反にも交通反則通告制度が適用されるようになりました。
いわゆる「青切符」と呼ばれる制度です。
これまで以上に、自転車も交通ルールを守って運転することが重要になっています。
自転車の青切符とは?
青切符とは、比較的軽微な交通違反について、一定期間内に反則金を納付することで刑事手続きに移行しない仕組みです。
自転車については、原則として16歳以上の運転者が交通反則通告制度の対象となります。
「自転車だから少しくらい大丈夫」と考えるのではなく、自動車などと同じように交通ルールを意識して利用することが大切です。
どんな行為が対象になる?
自転車の青切符の対象となる交通違反は数多くあります。
たとえば、
・信号無視
・指定場所での一時不停止
・通行区分に関する違反
・携帯電話・スマートフォンを使用しながらの運転
・公安委員会規則に違反する運転
などがあります。
ただし、今回の記事では青切符の対象となる違反をすべて解説するのではなく、日常生活で気になりやすい「雨の日」「イヤホン」「スマホ」に絞って見ていきます。
雨の日・イヤホン・スマホは特に注意したい
雨の日の自転車では、つい傘を差してしまうことがあるかもしれません。
しかし傘を持ちながら運転すると片手運転になりやすく、風にあおられてバランスを崩す危険もあります。地域の公安委員会規則などによって禁止される場合もあります。
そのため、雨の日には自転車用のレインコートやポンチョを利用する方法があります。
イヤホンについても「付けているだけで必ず違反」という単純なものではありません。
大切なのは、警音器や緊急自動車のサイレン、警察官の指示など、安全運転に必要な音や声が聞こえる状態で運転することです。
また、スマートフォンは手に持って操作するだけでなく、自転車に取り付けた状態でも走行中に画面を注視しないよう注意が必要です。
ナビを確認したい場合などは、安全な場所に自転車を止めてから確認するようにしましょう。
自転車の青切符導入で見直したい便利グッズ4選
青切符が導入されたからといって、特別な商品を購入しなければ自転車に乗れないわけではありません。
まず大切なのは交通ルールを理解し、安全な運転を心がけることです。
そのうえで、
「雨の日でも両手でハンドルを操作したい」
「耳をふさがないイヤホンを選びたい」
「スマホを手に持たず固定しておきたい」
といった場合には、自転車向けの便利グッズを取り入れる方法があります。
ここからは、雨の日のレインウェアを中心に、オープンイヤー型イヤホンやスマホホルダーまで、今回気になった4商品を順番に紹介していきます。
W by Wpc. レインバイシクルスリーブポンチョ
雨の日でも自転車に乗る機会が多い人に注目したいのが、「W by Wpc. レインバイシクルスリーブポンチョ」です。
傘を持ちながら自転車を運転すると、片手運転になったり、風にあおられたりする危険があります。
レインバイシクルスリーブポンチョなら、雨を防ぎながら両手でハンドルを握れるため、雨の日の自転車移動を考えている人の選択肢になります。
一般的なポンチョとは少し違い、袖が付いているのも特徴です。
腕を動かしやすく、自転車のハンドル操作をしやすいよう考えられています。
自転車に乗りやすい袖付きポンチョ
ポンチョというと、頭からかぶって体全体を覆う形をイメージする人も多いでしょう。
レインバイシクルスリーブポンチョは商品名のとおり袖があり、腕を個別に覆えるようになっています。
ハンドルを握ったときにも腕を動かしやすいため、自転車で使うレインウェアを探している人に向いています。
ゆったりしたシルエットなので、普段着の上から着用しやすいのもポイントです。
雨の日の通勤・通学にも使いやすい
自転車通勤や通学をしていると、雨だからといって必ずしも自転車を使わずに済むとは限りません。
そんなときにレインウェアを用意しておけば、傘を使わずに雨対策ができます。
無地タイプは耐水圧10,000mmH2Oとされているため、本格的に雨が降っているときの使用も考えられています。
通勤・通学だけでなく、買い物や駅までの移動など、日常的に自転車を利用する人にも取り入れやすいでしょう。
レインバイシクルスリーブポンチョがおすすめな人
次のような人はチェックしてみてください。
・雨の日にも自転車に乗ることが多い
・傘を使わずに雨対策したい
・腕を動かしやすいレインポンチョが欲しい
・通勤や通学で使えるレインウェアを探している
・男女問わず使いやすいデザインを選びたい
雨の日の自転車移動に備えて、ひとつ用意しておくと便利なアイテムです。
W by Wpc. チャリーポンポン レインコート
買い物などで前かご付きの自転車をよく使う人には、「W by Wpc. チャリーポンポン レインコート」も気になる商品です。
大きな特徴は、レインウェアの前部分を自転車の前かごまで伸ばして覆えること。
自分の体だけでなく、前かごに入れた荷物の雨対策も考えられています。
スーパーへの買い物や子どもの送り迎えなど、いわゆるママチャリを日常的に利用している人と相性のよいレインウェアです。
前かごまで覆えるのが特徴
雨の日に自転車で困るのは、自分が濡れることだけではありません。
前かごにバッグや買い物袋を入れていると、中の荷物まで濡れてしまうことがあります。
チャリーポンポンは前部分を自転車のかごにかぶせて使用できるため、体と前かごをまとめて雨から守りやすい設計になっています。
荷物を前かごに入れて自転車を利用することが多い人には、うれしいポイントでしょう。
ただし、自転車やかごの形状・サイズによって使用感が変わる可能性があるため、購入前に対応条件を確認しておくと安心です。
透明ツバで顔まわりの雨にも配慮
雨の日の自転車では、顔に雨が当たって前が見えにくくなることがあります。
チャリーポンポンには透明のツバが付いているため、顔まわりへの雨を防ぎながら前方を確認しやすいよう工夫されています。
さらにリフレクターも備えられており、雨天時や暗い時間帯での使用も考えられています。
もちろん、レインウェアを着用していても視界が悪い大雨や強風などでは、無理に自転車に乗らないことも大切です。
チャリーポンポンがおすすめな人
次のような人に向いています。
・前かご付き自転車を使っている
・買い物で自転車に乗ることが多い
・前かごの荷物も雨から守りたい
・顔まわりの雨もできるだけ防ぎたい
・ママチャリで使いやすいレインウェアを探している
特に「雨の日の買い物で荷物が濡れるのが困る」という人には、チェックしておきたい商品です。
レインバイシクルスリーブポンチョとチャリーポンポンはどっちがいい?
どちらもW by Wpc.の自転車向けレインウェアですが、選ぶポイントは少し異なります。
大まかに分けると、
「自分が着用したときの動きやすさを重視するならレインバイシクルスリーブポンチョ」
「前かごや荷物まで雨から守りたいならチャリーポンポン」
と考えると選びやすいでしょう。
2商品の違いを比較
| 比較ポイント | レインバイシクルスリーブポンチョ | チャリーポンポン |
|---|---|---|
| タイプ | 袖付きポンチョ | 自転車向けポンチョ |
| 前かご | 基本的に自分を覆う用途 | 前かごまで覆える |
| 特徴 | 腕を動かしやすい | 荷物の雨対策もしやすい |
| 向いている用途 | 通勤・通学・日常移動 | 買い物・日常移動 |
| 選ぶポイント | 着用時の動きやすさ | 前かごを使うかどうか |
レインバイシクルスリーブポンチョがおすすめな人
自転車通勤や通学などで、自分自身の雨対策を重視するならレインバイシクルスリーブポンチョが候補になります。
袖があるため、ポンチョタイプでも腕を動かしやすいものを探している人にも向いています。
チャリーポンポンがおすすめな人
スーパーへの買い物などで前かごをよく利用するなら、チャリーポンポンが便利です。
自分だけでなく前かごの荷物も濡れにくくしたい人はこちらを検討するとよいでしょう。
どちらが優れているというより、自転車の使い方によって選ぶのがポイントです。
雨の日に傘を使わず自転車に乗れるよう準備しておきたい人は、自分の利用スタイルに合ったレインウェアを選んでみてください。
NAGAOKA NOW10|耳をふさがないオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン
自転車に乗るとき、イヤホンについて気になっている人も多いのではないでしょうか。
「イヤホンを付けて自転車に乗ると青切符になる?」
「片耳だけなら大丈夫?」
「オープンイヤー型なら使える?」
など、判断に迷いやすいところです。
そんなイヤホン選びで注目したいのが、NAGAOKAのオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン「NOW10」です。
NOW10は耳の穴をふさがないタイプなので、音楽などを楽しみながら周囲の音も聞き取りやすいのが特徴です。
ただし、オープンイヤー型だからといって、自転車で使用すれば必ず問題ないというわけではありません。
商品の特徴と、自転車でイヤホンを使用するときの注意点をそれぞれ確認しておきましょう。
耳をふさがないオープンイヤー型
NOW10の大きな特徴は、一般的なカナル型イヤホンのように耳の穴をふさがないことです。
耳を完全にふさがないため、音楽を聴きながら周囲の音も取り込みやすくなっています。
たとえば、
・家事をしながら音楽を聴く
・ウォーキング中に使用する
・周囲の音にも気を配りながら音声コンテンツを楽しむ
といった使い方が考えられます。
イヤホンを装着したときの閉塞感が苦手な人にとっても、選択肢のひとつになるでしょう。
最大約8時間使える
NOW10は、最大約8時間の連続音楽再生に対応しています。
短時間の外出だけでなく、通勤やウォーキング、家事など日常のさまざまな場面で使いやすい仕様です。
ワイヤレスなのでケーブルが邪魔になりにくく、スマートフォンと組み合わせて手軽に使えるのもメリットです。
ただし、実際の使用時間は音量や使用環境などによって変わる場合があります。
IPX4防滴で屋外でも使いやすい
NOW10はIPX4の防滴性能を備えています。
汗をかきやすいウォーキングなど、屋外でイヤホンを使用したいときにも取り入れやすいでしょう。
ただし、防滴と防水は同じではありません。
強い雨の中で長時間使用したり、水に浸したりすることを想定した性能ではないため、雨天時には注意が必要です。
オープンイヤー型なら自転車で使っても大丈夫?
ここは特に注意したいポイントです。
「オープンイヤー型なら耳をふさがないから、自転車でも必ず使える」と考えるのは避けましょう。
警察庁では、イヤホンを装着して自転車を運転していることだけを理由として、直ちに交通違反になるわけではないとしています。
重要なのは、イヤホンの種類よりも「安全運転に必要な音や声を聞くことができる状態かどうか」です。
警音器、緊急自動車のサイレン、警察官の指示などが聞こえない状態で自転車を運転すれば、交通違反となる場合があります。
そのため、NOW10のようなオープンイヤー型であっても、音量を上げすぎたり、周囲の状況を把握できない状態で使用したりしないことが大切です。
片耳イヤホンなら問題ない?
「両耳がダメなら、片耳だけなら大丈夫なのでは?」と思う人もいるでしょう。
しかし、「片耳なら必ず大丈夫」とは言い切れません。
片耳だけの使用でも、安全運転に必要な音や声を聞くことができない状態になっていれば問題になる可能性があります。
反対に、イヤホンを装着しているという事実だけで判断されるものでもありません。
「両耳か片耳か」「カナル型かオープンイヤー型か」だけで考えるのではなく、周囲の交通状況を把握できる状態を保つことが重要です。
また、地域によって公安委員会規則などが定められているため、自転車で使用する場合は住んでいる地域のルールも確認しておきましょう。
NOW10がおすすめな人
NOW10は、自転車専用イヤホンではありません。
そのため「青切符対策グッズ」というより、耳をふさがず周囲の音にも配慮しながら使えるイヤホンを探している人向けの商品として考えるとよいでしょう。
たとえば、
・耳をふさがないイヤホンが欲しい
・周囲の音も聞き取りやすいものを選びたい
・ウォーキングや家事でも使いたい
・ワイヤレスイヤホンを長時間使いたい
・屋外で使いやすいイヤホンを探している
といった人に向いています。
自転車で使用する場合には、NOW10だから安全、オープンイヤー型だから違反にならないと考えず、周囲の音や交通状況を十分確認できる使い方を心がけましょう。
アークス GN-12|自転車にスマホを固定できるホルダー
自転車でスマートフォンの地図アプリを利用する人にとって、気になるのがスマホの置き場所です。
ポケットやバッグに入れておく方法もありますが、必要なときに取り出すのが面倒に感じることもあります。
そこで便利なのが、自転車のハンドル部分にスマートフォンを取り付けられるスマホホルダーです。
アークスの「バイク&自転車スマホホルダー GN-12」は、スマートフォンを4点で固定できるホルダー。
バイクや自転車だけでなく、ベビーカーのハンドル部分にも取り付けられる商品です。
ただし、スマホホルダーを取り付ければ、走行しながらスマートフォンを自由に見たり操作したりできるわけではありません。
自転車でスマートフォンを使用するときのルールもあわせて確認しておきましょう。
スマートフォンを4点で固定
GN-12は、伸縮するアームを使ってスマートフォンを4点で固定する仕組みになっています。
対応するスマートフォンの幅は55~85mmで、画面サイズの目安は4~7インチです。
アームの内側にはゴム系素材が使われており、自転車走行時の振動や衝撃を緩和するよう工夫されています。
自転車にスマートフォンの定位置を作りたい人には便利なアイテムです。
ただし、スマートフォンのサイズや形状によっては取り付けられない可能性もあるため、購入前に自分の機種が対応しているか確認しておきましょう。
ワンプッシュロックで着脱しやすい
GN-12にはワンプッシュロックが採用されています。
スマートフォンを取り付けたり外したりしやすいので、自転車から離れるときにも便利です。
自転車にスマートフォンを付けたままにすると盗難などの心配もあるため、自転車から離れる場合にはスマートフォンを持っていくようにしましょう。
また、メーカーでは自転車から離れる際にGN-12本体も取り外すよう案内しています。
縦向き・横向きのどちらでも使える
GN-12は360度回転するため、スマートフォンを縦向きにも横向きにもできます。
地図アプリなど、使用するアプリによって見やすい向きが違う場合にも調整しやすいのが特徴です。
ただし、この機能は「走行しながら地図を見るため」という意味ではありません。
目的地やルートを確認するときは、安全な場所に停止してからスマートフォンを見ることが基本です。
スマホホルダーに固定すれば走行中に見ても大丈夫?
ここは青切符について調べている人が特に勘違いしやすいポイントです。
「手に持っていなければ大丈夫」
「スマホホルダーに固定してあれば問題ない」
とは限りません。
警察庁では、自転車に取り付けられたスマートフォンであっても、走行中に画面を注視することは禁止されていると案内しています。
そのため、GN-12にスマートフォンを取り付けた場合も、走行中に画面を見続けるような使い方は避けましょう。
地図の確認やスマートフォンの操作が必要になった場合は、安全な場所に自転車を止めてから行います。
スマホホルダーは何のために使う?
「走行中に画面を見られないなら、スマホホルダーは必要ないのでは?」と思うかもしれません。
スマホホルダーのメリットは、走行中のながらスマホを可能にすることではなく、スマートフォンを固定しておけることです。
たとえば出発前に目的地を設定しておき、安全な場所に停止したときに現在地やルートを確認するといった使い方ができます。
ポケットからスマートフォンを何度も出し入れする必要がないのも便利なところです。
「スマホを見るため」ではなく「スマホの定位置を作るためのアイテム」と考えると分かりやすいでしょう。
GN-12を使うときに確認しておきたいこと
GN-12を使用するときには、取り付け状態も確認しておきましょう。
スマートフォンやホルダーがしっかり固定されていないと、走行中の振動などによって落下する可能性があります。
また、ゴム素材は紫外線や熱などによって経年劣化するため、ひび割れや破損がないか使用前にチェックすることも大切です。
特に長期間使っている場合は「付いているから大丈夫」と考えず、定期的に状態を確認しましょう。
GN-12がおすすめな人
GN-12は、次のような人に向いています。
・自転車にスマートフォンの固定場所が欲しい
・4点で固定するスマホホルダーを探している
・縦向きと横向きを切り替えて使いたい
・自転車だけでなくバイクなどでも使いたい
・停止したときに地図やルートを確認しやすくしたい
GN-12はスマートフォンを固定できる便利なアイテムですが、「取り付ければ走行中に画面を見てもよい」という商品ではありません。
スマートフォンを操作したり画面を確認したりするときは、安全な場所に停止してから行いましょう。
自転車用の安全対策グッズを選ぶときのポイント
今回紹介した4商品は、それぞれ用途が異なります。
青切符が導入されたからといって、すべてをそろえる必要があるわけではありません。
普段どのように自転車を利用しているかを考えて、自分に必要なものを選びましょう。
雨の日は傘よりレインウェアを検討する
雨の日にも自転車を利用するなら、まず考えておきたいのが雨対策です。
自転車に乗りながら傘を持つと片手運転になりやすいうえ、風にあおられたときにバランスを崩す危険もあります。
そこで選択肢になるのが、自転車で使いやすいレインウェアです。
通勤・通学などで自分自身の雨対策を重視するなら、W by Wpc. レインバイシクルスリーブポンチョ。
買い物などで前かごをよく利用するなら、前かごまで覆えるチャリーポンポンが候補になります。
「雨の日にどのような自転車の使い方をしているか」で選ぶと分かりやすいでしょう。
また、大雨や強風など安全に運転することが難しい状況では、レインウェアがあっても無理に自転車を利用しないことが大切です。
イヤホンは周囲の音を確認できることが大切
自転車でイヤホンを使用するときは、「どの種類なら違反にならないか」だけで判断しないようにしましょう。
重要なのは、安全運転に必要な周囲の音や声を聞き取れる状態を保つことです。
NOW10は耳をふさがないオープンイヤー型なので、周囲の音を取り込みやすいという特徴があります。
ただし、オープンイヤー型であっても音量を上げすぎれば、車の接近や警音器、緊急自動車のサイレンなどに気づきにくくなる可能性があります。
イヤホンの形だけに頼らず、音量や周囲の状況にも十分注意しましょう。
不安な場所や交通量の多い場所では使用しないという判断も必要です。
スマホは走行中に操作・注視しない
自転車にスマホホルダーを取り付ける場合も、使い方には注意が必要です。
GN-12のようなスマホホルダーを利用すれば、スマートフォンを自転車に固定しておけます。
しかし、ホルダーに固定しているからといって、走行中にスマートフォンの画面を注視してよいわけではありません。
地図を確認したり、目的地を変更したりする必要がある場合は、安全な場所に停止してから操作しましょう。
スマホホルダーは「ながらスマホをするためのグッズ」ではなく、スマートフォンの置き場所を作るためのアイテムとして利用するのがおすすめです。
グッズだけに頼らず交通ルールを確認する
今回紹介している商品は、自転車の青切符を回避することを保証するものではありません。
便利グッズを使っていても、交通ルールに反した運転をすれば違反となる可能性があります。
また、自転車の乗り方については道路交通法だけでなく、都道府県の公安委員会規則なども関係します。
特に傘やイヤホンについては地域のルールも確認しておくと安心です。
「この商品を使っているから大丈夫」ではなく、
交通ルールを確認する
↓
安全な乗り方を考える
↓
必要に応じて便利グッズを取り入れる
という順番で考えましょう。
今回紹介した自転車便利グッズ4商品を比較
ここまで紹介した4商品をまとめると、それぞれ次のような違いがあります。
| 商品 | 主な用途 | 特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| W by Wpc. レインバイシクルスリーブポンチョ | 雨対策 | 袖付きで腕を動かしやすい | 通勤・通学などで自転車を利用する人 |
| W by Wpc. チャリーポンポン | 雨・前かご対策 | 前かごまで覆える | 買い物やママチャリを利用する人 |
| NAGAOKA NOW10 | 音楽・音声 | 耳をふさがないオープンイヤー型 | 周囲の音にも配慮しやすいイヤホンが欲しい人 |
| アークス GN-12 | スマホ固定 | 4点固定・360度回転 | 自転車にスマホの定位置を作りたい人 |
雨の日の自転車対策ならW by Wpc.の2商品
雨の日にも自転車を使うことが多いなら、まず検討したいのがレインウェアです。
自転車通勤・通学などで着用しやすさを重視するなら、レインバイシクルスリーブポンチョ。
前かごに買い物袋やバッグを入れることが多いなら、チャリーポンポンが候補になります。
同じレインウェアでも、自転車の利用スタイルに合わせて選べます。
耳をふさがないイヤホンならNAGAOKA NOW10
普段使いできるオープンイヤー型ワイヤレスイヤホンを探しているなら、NOW10が候補です。
ウォーキングや家事などにも利用できるため、自転車に乗るときだけのために購入する商品ではありません。
自転車で使用する場合には、周囲の音や声が十分聞き取れる状態を保つことを優先しましょう。
スマホの固定場所が欲しいならアークス GN-12
自転車にスマートフォンを固定しておきたいなら、GN-12が候補になります。
スマートフォンを4点で固定でき、縦向き・横向きの調整ができるのが特徴です。
ただし、走行中の画面注視や操作をするためのものではありません。
地図などを確認するときには、安全な場所に停止してからスマートフォンを見るようにしましょう。
4商品は用途がそれぞれ違うため、「どれがおすすめか」ではなく、自分が自転車に乗るときに何に困っているのかを基準に選ぶのがおすすめです。
自転車の青切符と便利グッズについてよくある質問
自転車の青切符や、傘・イヤホン・スマートフォンについて気になりやすい疑問をまとめました。
自転車で傘を差して運転すると青切符の対象になる?
傘を差しながらの自転車運転は、地域の公安委員会規則などにより禁止されている場合があります。
また、傘を手に持つことで片手運転になったり、傘で視界が遮られたり、風にあおられてバランスを崩したりする危険もあります。
雨の日に自転車を利用するのであれば、傘ではなく、自転車で使いやすいレインコートやレインポンチョを検討するとよいでしょう。
今回紹介したW by Wpc.のレインバイシクルスリーブポンチョやチャリーポンポンも、雨の日の選択肢になります。
オープンイヤーイヤホンなら自転車で使える?
オープンイヤー型だからという理由だけで「自転車で使っても必ず問題ない」と判断することはできません。
イヤホンを装着していること自体が直ちに交通違反になるわけではありませんが、安全運転に必要な音や声が聞こえない状態で運転することは問題になります。
NOW10は耳をふさがないオープンイヤー型ですが、自転車で使用する場合も周囲の交通状況を確認できることを優先しましょう。
交通量が多い場所などでは、イヤホンを使用しないという選択も大切です。
自転車で片耳イヤホンなら問題ない?
「片耳なら必ず大丈夫」とは言い切れません。
重要なのは片耳か両耳かだけではなく、安全運転に必要な音や声が聞こえているかどうかです。
片耳だけでも大音量で使用して周囲の音が分からない状態になれば、安全な運転に支障が出る可能性があります。
反対に「両耳だから必ず違反」と単純に判断されるものでもありません。
イヤホンの装着方法だけではなく、音量や周囲の状況、地域のルールも確認しておきましょう。
スマホホルダーに付けたスマホを見るのは大丈夫?
スマートフォンをホルダーに固定していても、走行中に画面を注視することは禁止されています。
「手に持っていなければ大丈夫」というわけではない点に注意しましょう。
アークス GN-12のようなスマホホルダーは、スマートフォンを自転車に固定しておくには便利ですが、走行中に画面を見続けたり操作したりするためのものではありません。
地図やルートを確認する必要がある場合には、安全な場所に停止してから確認しましょう。
自転車を止めてスマホを確認するのは大丈夫?
安全な場所に自転車を停止してからスマートフォンを確認する方法が基本です。
ナビを利用する場合も、出発前に目的地を設定しておき、途中で詳しく画面を見る必要が出たら安全な場所に停止して確認するとよいでしょう。
ただし、交差点の中や交通の妨げになる場所などに止まるのは危険です。
スマートフォンを見ることだけでなく、「どこに自転車を止めるか」にも注意しましょう。
青切符対策グッズを使えば違反を防げる?
今回紹介した商品を使用すれば、交通違反にならないことが保証されるわけではありません。
レインウェアを着ていても危険な運転をすれば問題になりますし、オープンイヤー型イヤホンでも周囲の音が聞こえない状態では安全とはいえません。
スマホホルダーも、走行中の画面注視を可能にする商品ではありません。
便利グッズは交通ルールの代わりになるものではなく、ルールを守ったうえで自転車を安全・快適に利用するための補助アイテムとして考えましょう。
まとめ|青切符導入を機に自転車の乗り方とグッズを見直そう
2026年4月から、自転車にも青切符による交通反則通告制度が導入されました。
これを機に、普段何気なく行っている自転車の乗り方を一度見直してみるのもよいでしょう。
今回紹介したのは、次の4商品です。
・W by Wpc. レインバイシクルスリーブポンチョ
・W by Wpc. チャリーポンポン レインコート
・NAGAOKA オープンイヤー型ワイヤレスイヤホン NOW10
・アークス バイク&自転車スマホホルダー GN-12
雨の日の自転車利用が多いなら、傘ではなくレインウェアを用意する方法があります。
耳をふさがないイヤホンを探しているならNOW10、スマートフォンの固定場所が欲しいならGN-12というように、自分の自転車の使い方に合わせて選んでみてください。
ただし、どの商品も「使えば青切符にならない」というものではありません。
自転車に乗るときは交通ルールを確認し、周囲の状況に十分注意することが何より大切です。
便利グッズを上手に取り入れながら、安全で快適な自転車移動につなげていきましょう。