ちひろ美術館へ「いわさきちひろ×佐藤卓=展」を観に行ったときに偶然出会った本。
人とのご縁は大切にしたいし、自分の周りの大切な人達のことはもちろん大切だけど、近頃の”つながりつながり”な風潮にはなんだかうるさいなぁと思ってしまう。
そんな自分がいかがなもんかと思っていたのだけど。
この本をよんで、こんなくだりがあった。
人が人に向かうコミュニケーションしか考えてこなかったことが近代の病であることは間違いないです。
あ、別に対・人のコミュニケーションだけが大事ってわけではないんだ、とすぅっと心が楽になった。
この本の主題はそこじゃないかもしれないけど、
世間に流れてる価値観(これも自分のフィルタを通してそう見えるだけなんだけど)に、
なんとなく違和感を感じたとき、
それが全てじゃないよという気持ちになれる。
自分の感じた違和感はおかしくないって思える。
対・人の前に自分の声は聴けてる?
対・人だけではなく、自然とコミュニケーションとると(感じると)、とても気持ち良くない?
ぶれそうになったとき、すっと真ん中に戻れるような
そんなヒントをもらいました。
かっこいいおじさま達の対談、読んでみて下さい。
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